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Fotographer.ai

Fotographer.ai

AIによる商品写真生成サービスのUIデザインからフロントエンド実装

Fotograper.aiはECサイトなどに掲載可能な商品写真を生成AIにより作成するサービスです。このサービスを開発するスタートアップのプレシード期において、UIデザインやフロントエンド開発、PR動画制作などの役割を担当しました。

作業期間
2022.10 ~ 2023.10
担当箇所
当初はデザインタスクからフロントエンド実装まで幅広く、後期は主にフロントエンド実装
AIによる商品写真生成サービスのUIデザインからフロントエンド実装

Fotograper.aiはECサイトなどに掲載可能な商品写真を生成AIにより作成するサービスです。このサービスを開発するスタートアップのプレシード期において、UIデザインやフロントエンド開発、PR動画制作などの役割を担当しました。

Fotographer.aiのサービス概要

Fotographer.aiは、EC事業者がサイト上に掲載する商品写真を簡単にかつ思い通りに作成することができるサービスです。
従来、顧客の目を惹くような魅力的な商品写真を用意するためにはカメラマンやスタジオを用意する必要があり、それは金銭的にも時間的にも当然コストのかかる作業でした。
本サービスは画像生成AIであるStable Diffusionをベースに開発され、商品そのものの写真さえあれば、背景やシチュエーションは魔法のように自由に作り出すことができます。テキストやキャンバスで大まかなイメージを伝えることで商品写真を自在に生成可能です。
私はこの前身のプロジェクトから現在成長中のFotographer.aiにかけて、業務委託の立場で開発に関わらせていただきました。

fotographer.ai ui

エンジニア中心の学生ベンチャー

このプロジェクトは名古屋大学の学生ベンチャーであり、エンジニア中心のメンバーで構成されていました。 チームがFotographer.aiの前のプロダクトを開発していた際、サービスLPの実装をご依頼いただいたことがきっかけで、そこから徐々にプロダクトのUIデザインやフロントエンド実装、PR動画制作にも幅広く関わらせていただくようになりました。

Fotographer.aiの最初期

前述のプロダクトを数ヶ月検証した後、チームは新しいサービスであるFotographer.aiを開発することとなり、私も最初期のバージョンのデザインからフロントエンド実装まで幅広く関わらせていただきました。
当初、サービスはクローズドで公開され、限られたユーザーの方々に使っていただきながらサービスの改善を行なっていきました。
生成AIによるアプリケーションはまだまだ前例が少ないこともあり、この新しいユーザー体験をUIに落とし込むのは大変難しい作業です。プロジェクトは試行錯誤しながらスピード感を持ってリリースと改善のプロセスを繰り返し行なっていきました。

fotographer.ai ui ※現在のバージョンのUIとは異なります。 fotographer.ai ui ※現在のバージョンのUIとは異なります。

サービスの改善と成長

商品を持つ「手」を写真に追加する機能や生成履歴の表示など次々機能を拡充させ、また生成の精度や速度、ユーザビリティも日々向上しています。
Fotographer.aiはStability AIの日本公式XにてStable Diffusion活用事例として紹介され、またTHE GUILD代表の深津貴之氏がアドバイザーになるなど、徐々に注目度が上がってきました。

サービスの注目度が上がり開発速度も加速していくにつれ、私は他の案件との兼ね合いが難しくなり残念ながらチームを離れることとなりましたが、優秀なメンバーと共にサービスの成長を1年ほど間近に体験することができ、刺激的で得難い経験をさせていただきました。